仮想通貨販売所と取引所って何が違うの?わかりやすく解説

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クリプト!

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ビットコインがまだ3~4万円台だった2014年から仮想通貨投資を行っています。投資は株、為替等色々やっていますがとにかくわかりやすく誰でも仮想通貨が始められるような記事を心掛けてお伝えしています。

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通常最初に仮想通貨を買う時は、日本円を仮想通貨を取り扱っているサイトに入金して仮想通貨を購入します。

この時に仮想通貨を買う方法は大きく2種類に分かれています。

  • 仮想通貨販売所
  • 仮想通貨取引所

どちらも仮想通貨を購入できるんですが、仕組みを知らないと大きく損することも・・・。

忙しい方向け!最初に分かる記事のまとめ
  • 取引所を優先して使おう
  • 取引所で扱っていない仮想通貨は販売所で買おう
  • 取り扱いサイトによって手数料が違うのでよく確認しよう

販売所と取引所って何が違うの?

仮想通貨は販売所と取引所で買える、これは先述した通りです。

早速違いを見ていきましょう。

販売所取引所
誰と取引する?取り扱い業者仮想通貨を売りたい人
いくらで買える?取り扱い業者の提示価格買いたい人と売りたい人の合意価格
手数料は?かかる(スプレッド/大きめ)かかる(取引手数料/少なめ)
売買難易度は?簡単難しい
取り扱い銘柄数は?多い少ない

誰と取引する?

販売所は取り扱い業者、取引所は仮想通貨を売りたい人とそれぞれ売買します。

取り扱い業者とは例えばbitFlyerやCoincheckといった仮想通貨取引所を運営している企業です。

販売所で購入する場合、取り扱い業者から直接売買をするという事になります。

一方取引所は仮想通貨を買いたいAさんと売りたいBさんが直接売買をします。

いくらで買える?

販売所は販売所が提示する金額で購入できます。

一方取引所は買いたい人と売りたい人の提示価格が一致して初めて売買が成立します。

この提示価格は「いくらで買う/売るぞ(指値)」という方式と、「いくらでも良いから買う/売るぞ(成行)」という方法があります。

手数料は?

2021/3/10 17時頃のコインチェックのレート

販売所の場合厳密には手数料がありませんが、取り扱い業者が提示する売買価格差(スプレッド)が実質的な売買価格差となります。

例えば上記の画像のケースでビットコインを購入する場合1BTC=約610万円、しかし売却する時は約570万円でこの差がスプレッドと言い実質的な手数料となります。

取引所の場合、スプレッドは双方合意の取引なので存在しませんが取引手数料がかかることが一般的です。

一部の取引所では手数料が無料なので、売買を頻繁に行う場合は手数料無料の取引所は開設しておきたいですね。

取り扱い業者手数料
ビットフライヤー約定数量×0.01~0.15%(BTC)
コインチェック無料
DMMビットコイン無料
GMOコインMaker -0.01% / Taker 0.05%
bitbankメイカー 0% / テイカー 0.05%(BTC)
主要取引所の手数料の一部

売買難易度は?

販売所の場合、取り扱い業者が提示する価格に納得すれば即座に売買可能です。

一方取引所の場合、自分が提示(指値)した価格に市場価格が達しない場合売買が成立しないため多少相場を読む力が要求されます。

取引所には成行(いくらでも良いからとりあえず売買成立を最優先させる注文方法)注文も出せるので、この場合は即座に売買が成立することがほとんどです。

取り扱い銘柄数は?

一般的に販売所の方が多く、取引所の方が少ない傾向にあります。

そのため取引所で扱っている銘柄は手数料が安くなるので取引所で売買し、取引所で取り扱っていない銘柄は販売所で購入するようにしましょう。

また、主要なビットコインやイーサリアムはともかくそれ以外のアルトコインは取り扱い業者によってどの仮想通貨を扱っているか異なります。

どの取り扱い業者も口座開設は無料なので、なるべく多くの仮想通貨をいつでも取引できるように口座開設しておくと良いでしょう。

取り扱い業者販売所取引所
ビットフライヤー12銘柄3銘柄3ペア
コインチェック15銘柄4銘柄4ペア
DMMビットコイン3銘柄11銘柄11ペア
GMOコイン12銘柄5銘柄5ペア
bitbank8銘柄8銘柄15ペア

仮想通貨販売所・取引所で購入する流れ

それでは実際に仮想通貨を販売所・取引所で購入する流れを簡単にご説明します。

まだ仮想通貨を購入したことが無い方は少しイメージが湧くので、実際に買う前の参考にしてください。

仮想通貨販売所

  1. STEP

    日本円を入金する

    元となる原資を入金します。

  2. STEP

    購入したい仮想通貨を決める

    どの仮想通貨を購入するか決めます。

    特にこだわりがなければ、最初は取扱銘柄が最も多いコインチェックがおすすめです。

  3. STEP

    仮想通貨を購入する

    実際に価格をチェックし、納得したら購入します。

    購入後は即座に仮想通貨残高に変換され、いつでも送金や売却を行うことができます。

仮想通貨販売所で購入する場合は常に取り扱い業者側が価格を提示しているので、価格に納得すれば24時間いつでも購入することができます。

仮想通貨取引所

  1. STEP

    日本円を入金する

    販売所と同じく原資を入金します。

  2. STEP

    購入したい仮想通貨を決める

    仮想通貨取引所を選択し、実際に購入したい仮想通貨を選択します。

    ほとんどの取引所では仮想通貨と日本円のペアですが、bitbankのように仮想通貨と仮想通貨のペアで取引する組み合わせも存在します。

    この場合、ペアのどちらかを持っていないとならないので最初は仮想通貨/JPYというペアを選択します。

    こちらも最初は手数料が無料のコインチェック、DMMビットコインがおすすめです。

  3. STEP

    注文する

    販売所と違い、「○○円で購入したい」という注文を出す必要があります。

    「もうちょっと価格が下がりそうだな」と思ったら今の価格より安めに注文を出す、というような使い方です(指値注文)。

    逆にすぐにでも上がりそうだから今すぐ買いたいという場合は多少の価格差は気にせず即座に注文を出すことができます(成行注文)。

  4. STEP

    注文が通れば購入

    成行であれば大半の場合即座に購入が完了しますが、指値注文の場合数時間数日に渡って約定(注文が通って売買が成立)しないこともありますし、一方通行に進めば全く約定しないこともあります。

    狙った価格て約定した時初めて仮想通貨残高として口座に反映され、いつでも送金や売却を行うことができます。

取引所の場合画面が少々複雑ですし、思った通りの価格で買うことができないこともあります。

その分使いこなせれば販売所に比べて非常に安く購入することができるので、仮想通貨取引を行う場合は積極的に利用していきましょう。

仮想通貨販売所と取引所って何が違うの?わかりやすく解説 まとめ

仮想通貨販売所と取引所は知らなければ手数料で大きく差があることがわかりました。

一見すると販売所はなんのメリットも無いように感じますが、特に取引所の取引に慣れていない全くの初心者の方が「とにかく仮想通貨を買って体験したい」という場合には良い選択肢になります。

しかしやはり自分の大切なお金を使って購入するので、お得に購入できるようにしっかり取引所の使い方をマスターしておきましょう!

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ビットコインがまだ3~4万円台だった2014年から仮想通貨投資を行っています。投資は株、為替等色々やっていますがとにかくわかりやすく誰でも仮想通貨が始められるような記事を心掛けてお伝えしています。

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